福祉施設様での災害対策導入が増えています
はじめに
日本には、多くの建築物があります。
そして建築物には必ずと言ってもいいほど「窓」「ガラス」が存在しています。
阪神淡路大震災・東北大地震から学ばなければいけない事の一つとして、窓やガラスに対しての飛散防止対策です。
最近ではガラス飛散対策をDIYでも行えるようになり、ホームセンターなどでフィルムが販売されているのを見かけます。それだけ主流になりつつある「窓ガラスフィルム」ですが、一般の方がDIYとしてフィルムを貼る作業は簡単ではなく気泡が入ったり、窓のサイズに合わせてうまくカットができないという声が多いのも事実です。
車で走っている時に窓にフィルムが貼られている家も散見されますが、気泡が入ったままで貼り付けられていたり、折れ目が際立ってしまっている貼付けも少なくありません。
福祉施設様からの依頼が増えてきたので、弊社に依頼が来た施工例をご紹介したいと思います。
立川市 福祉施設様
立川市にある障害福祉施設様から災害対策のための「飛散防止」フィルム貼付けを依頼されました。
こちらの施設は、2階建ての建物でガラス張りの部屋が数か所あり、部屋の入り口の扉などにもガラスが使用されています。
今後大きな地震がくると言われている時代ですので、万が一に時にガラスが割れて利用者様がケガをしたら危ないという事で飛散防止対策を検討されていました。
窓ガラスには、透明なガラスと凹凸ガラスが使用されており、
それぞれのガラスに合ったフィルムを施工させていただきました。
作業面積としては約110㎡あり、作業期間としては3日間でした。
国立市 福祉施設様
国立市にある高齢者福祉施設様からの依頼です。
こちらでは利用者様が椅子を引いた際に誤って障子のガラスを割ってしまった事が原因で、
ガラスの交換を行いました。
交換したガラスを含めて飛散防止のフィルムを貼る依頼が来ました。
まとめ
地震や台風などの自然災害への備えとしてだけではなく、普段の生活においても誤ってガラスを割ってしまう危険性を考えて「窓ガラスフィルム」を貼る事は大切な事だと感じました。
被災の体験がないと自分の事として捉えることが難しいかもしれませんが、
「起こってからでは遅い」という事を念頭に置いて備える事が重要です。
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